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【筑波VR研究】現実でのスペース確保をどうするか⓵

2016年、VR元年と呼ばれる今年、Oculus社によってバーチャルイアリティ向けヘッドマウントディスプレイ「Rift」が発売された。また、SONYは「PlayStation VR」を10月に発売開始すると発表し、VR業界は大きな盛り上がりを見せている。

 

今後も発展していくであろうVR業界だが、VR技術には現状いくつか問題がある。

厄介な問題の一つとして、現実でのスペース確保をどうするか、ということが挙げられる。

例えば、VRの世界で人間を歩かせるとして、コントローラーで操作するのと、プレーヤーが歩き、それを反映させるのとで、どちらがより没入感を得られるかは言うまでもない。

しかし、室内には歩き回るようなスペースは無いし、かといってヘッドマウントディスプレイを装着したまま外を歩くのは危険だ。

 

では、どうするか?

 

ーロコモーションインタフェイスという技術

筑波大学VR lab.という研究室が、ロコモーションインタフェイス(歩行感覚提示装置)というものの研究をしているので紹介する。 

 

 ーCirculaFloor / Robot Tileー 

http://intron.kz.tsukuba.ac.jp/CirculaFloor/Circul1.jpg

これは4つのロボットタイルが人間の歩行に合わせて動くというもの。

人間が前に進もうとすれば、(人が乗っている)タイルは後ろに進む。人が乗っていないタイルは次の一歩が置かれる場所に移動する。

これならばロボットタイルが移動するスペースさえ確保できれば、歩き続けることができる。

 

ーTorusTreadmillー 

http://intron.kz.tsukuba.ac.jp/torustreadmill/t_treadmill.jpg

このランニングマシンのような装置はトレッドミルと呼ばれる。

それを14個リング状に連結し、トレッドミルそれ自身と、連結したリング全体が回転することで歩行した分の移動を打ち消してくれる。

<動画>

 

 

ーStringWalkerー

http://intron.kz.tsukuba.ac.jp/stringwalker/string_walker1.jpg個人的にはこれがかなり面白いと感じた。

歩きつつもその場を動かないとなると、ランニングマシンのようなものを思い浮かべるのが普通であろう。

だが、この装置は糸を使う。

各靴に4本の糸がついており、ターンテーブル上のモーターが糸の巻き取りを調整して、人が常に中央にいる状態にする。

<動画>

 

<参照>